当院の特徴として口腔外科専門による口腔外科疾患の診察が可能です。
口腔外科専門医とは「日本口腔外科学会」により認定され、「厚生労働省」より標榜することを認められた口腔外科疾患に専門家です。
院長の金子も、10年以上、札幌医科大学病院口腔外科で研鑽を積み、論文執筆、症例レポートによる書類審査、記述試験、実際の手術による実地審査を経て取得しました。
当初は取得するつもりも無かったのですが、
執筆した論文が学会誌に掲載され(珍しい症例を担当することができた幸運)
大学病院口腔外科に10年以上在籍(苦行ばっかりでしたが、同僚に恵まれた幸運)
症例レポート(数ヶ月要した苦行)
記述試験(試験勉強という苦行。。。)
実地審査(試験官の先生に恵まれた幸運、手術はバッチリ!)
といった数々の幸運と苦行の末?に2020年に取得することができました。
しかし、取得したら終わりではなく、更新するためには定期的な学会や研修会の参加などが必要で、新しい知識を得ながら診療を継続していきます。
やっと本題ですが、口腔外科とはどのような病気を診るところか?
答えは「お口の中の異常全て」です!
口の中にできる、、、、腫瘍、炎症(虫歯、歯周病)、顎の骨の骨折などの外傷、親知らず、ウイルス性感染症、噛み合わせ異常(顎変形症)、顎の痛み(顎関節症)など、ある意味お口の中の「何でも屋」かもしれません。大きい病院では口腔外科という歯科医師がいる科で入院患者も受け持ちますので、全身的な管理も得意です。
通常、口腔外科というと一般の歯科医院から大学病院や総合病院に紹介されて受診するというイメージで、治療が終わったら元の歯科医院に帰るという流れが多いですが、これは口腔外科専門医のほとんどが、大学病院や総合病院に在籍しているためです。
院長のように一般の歯科医院に常時在籍している専門医は、かなり珍しい?(札幌に数人?)タイプです。
ただ、当院では大学病院のような入院施設や検査機械などはありませんので、診察の結果、精密検査が必要な場合には大学病院や総合病院をご紹介させていただき、連携をとりながら診療させていただいております。
また、ご病気を持った患者さん(例えば血をサラサラにする薬を飲んでいる)の抜歯などは当院でも対応可能です。
歯以外でも「お口の中の異変」には対応可能ですので、まずはお気軽にご連絡いただけますと幸いです。